聖徳太子の真実 (平凡社ライブラリー) [ 大山誠一 ]
平凡社ライブラリー 大山誠一 平凡社ショウトク タイシ ノ シンジツ オオヤマ,セイイチ 発行年月:2014年02月13日 予約締切日:2014年02月10日 ページ数:455p サイズ:全集・双書 ISBN:9784582768060 大山誠一(オオヤマセイイチ) 1944年、東京都生まれ。
東京大学大学院博士課程中退。
現在、中部大学人文学部教授。
専攻、日本古代政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論 聖徳太子の解明に向けて/第1部 聖徳太子は実在したか“史料論”(近代歴史学と聖徳太子研究/天皇号の成立と東アジアー近年出土の木簡と朝鮮の金石文を手がかりにして/推古朝遺文の再検討/「元興寺伽藍縁起弁流記資材帳」の信憑性/『上宮記』の成立/『上宮聖徳法王帝記』成立試論/法起寺塔露盤銘の成立)/第2部 『日本書紀』と聖徳太子(『日本書紀』の構想/『日本書紀』と渡来人/道慈の文章)/第3部 聖徳太子信仰の展開(「救世観音」の成立ー霊験化された聖徳太子/『聖徳太子伝暦』がつくりあげた太子像/『四天王寺縁起』の成立/聖徳太子の墓誕生/顕真と慶政ー中世法隆寺の復興的様相と展開) 千数百年の間、比類なき偉人とされてきた聖徳太子。
だがその存在は、万世一系のイデオロギーを強固にすべく『日本書紀』に描かれた虚構であり、藤原不比等や長屋王らによりつくられた虚像であったー。
聖徳太子の基本史料を検証し、太子不在の歴史の道筋を探るとともに、その後の太子信仰の展開を追った刺激的な一冊。
本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国)
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