伝説によるとこの画風は「ラーマーヤナ」の時代に、娘シーターがラーマと結婚する際、父親のジャナカ王が画家たちに描かせたのが始まりだと言われています。
約3千年に渡り、古代王国では女性だけがその過去の智慧を母から娘に伝承で継がれ描かれました。
全ての図柄は、女性の手で家の壁や床に直接、儀式のために描かれました。
ミティラーの女性たちは家族の幸せや豊穰などを祈りながら、太陽や月という自然神やクリシュナ、ラーマ、シヴァ、ドゥルガ、ラクシュミー、サラスバティーといったヒンドゥー教の神々や神話を描き続けています。
ピカソにも影響を与えたといわれています。
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ミティラー画(マドゥバニ)について インドの東北部(ネパールとの国境手前)に位置するビハール州ミティラーが里です。
古代ミティラー王国として知られ、インド最古の叙事詩『ラーマーヤナ』などの舞台で、ゴータマブッダでも有名な歴史文化の重要な地方です。
伝説によるとこの画風は「ラーマーヤナ」の時代に、娘シーターがラーマと結婚する際、父親のジャナカ王が画家たちに描かせたのが始まりだと言われています。
約3千年に渡り、古代王国では女性だけがその過去の智慧を母から娘に伝承で継がれ描かれました。
ミティラー地方の人々は、太陽が昇るとともに、川に首まで入り、水を頭にかけ、日の出の太陽を拝み、日が沈むときも同じようにする。
人と太陽、人と神との深いつながりが、これらの民俗画の原点とも言えます。
全ての図柄は、女性の手で家の壁や床に直接、儀式のために描かれました。
限られた狭い地域で、その技術を何世紀にもわたって受け継いでいた頃には、内容もスタイルも同じで、二次元的画像を使い、色は植物から作った顔料が主で、他に黄土とすすがそれぞれ赤褐色と黒に使われていました。
ミティラーの女性たちは家族の幸せや豊穰などを祈りながら、太陽や月という自然神やクリシュナ、ラーマ、シヴァ、ドゥルガ、ラクシュミー、サラスバティーといったヒンドゥー教の神々や神話を描き続けました。
通常、隙間は花や動物、鳥、幾何学的な図形で満たし、空白は作らないそうです。
現在では、地域の女性の自立のために伝統壁画を布や手すき紙、カンバスに描かれることにより、壁画の枠を飛び出てマドゥバニ画としてそれ以降、新しいメディアを通してインドや外国にまでどんどん広まったのです。
ピカソにも影響を与えたといわれています。
大勢の女性達が紙に向きあい、今も先祖からの儀式を描き継がれる姿は、今日、注目されています。